職業リハビリテーション協会
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参加費無料・オンライン開催(全9回)

「働くことの意味」を問い直す。 「未来」を共に描く。

雇用率引き上げ、合理的配慮の義務化、新制度。 大きな転換期を迎えた今、制度を知るだけでは解決できない「現場の課題」に向き合うために。

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※締切:各回前日まで
Theme & Purpose

障害者雇用・就労支援の最前線 ― 新潮流、専門職の役割、そして未来の働き方 ―

本講座は、障害者の雇用就労に関する最新の知見を第一線の専門家から多角的に提供するものです。 制度・政策の動向、障害特性に応じた支援、そして今後の望ましいあり方を学ぶことで、 「持続可能で質の高いインクルーシブな社会の実現」に貢献することを目指しています。

松爲 信雄 氏
Chairperson
主宰:松爲 信雄 氏
職業リハビリテーション協会 代表理事
Message

単なる知識のインプットではなく、
現場に持ち帰る
「情熱」を見つける場に。

今、日本の障害者雇用は大きな転換期を迎えています。 単なる制度改正や数字の問題にとどまらず、私たちに「働くことの意味」を問い直すきっかけを与えています。

制度や政策の情報を知るだけでは、現場の課題は解決できません。 現場で直面する困難をどう乗り越え、誰もが力を発揮できる働き方をどう実現するのか。 そこには、専門職一人ひとりの知恵と連携が欠かせません。

この講座は、多様な立場の人々が共に学び、未来を描く仲間と出会う場です。

神奈川県立保健福祉大学 名誉教授 東京通信大学 名誉教授 元日本職業リハビリテーション学会 会長

本講座で学べる3つの視点

なぜ今、この講座が必要なのか

制度・政策の「新潮流」

制度の変化だけではなく、多様な働き方を社会がどのように受け止め、活かしていくのかという「新しい時代の流れ」を読み解きます。

専門職の「役割と連携」

キャリアコンサルタント、作業療法士、教育、福祉。それぞれの立場から支援を担い、「互いにつながっていく」ことの意義を学びます。

多様な特性と「未来の働き方」

障害のある人もない人も、その人らしさを発揮できる「包摂的な社会」を描く。精神・発達・難病支援の最前線から未来を考えます。

プログラム・講師紹介

各分野の第一人者が登壇

2025-26
11/8 (土)
10:00-11:30

希望をつなぐ職業リハビリテーション

倉知 延章
倉知 延章 氏
九州産業大学 名誉教授
一般社団法人福岡IPS普及協会 理事長
精神障がい者支援の現状と次の一歩について。豊富な経験に基づき、精神保健福祉士・手話通訳士としての視点も交えて語ります。
2025-26
11/22 (土)
10:00-11:30

障害者就労支援士 ~資格化の意味と将来展望~

小川 浩
小川 浩 氏
大妻女子大学 副学長
人間関係学部 教授
新たな専門資格の創設がもたらす支援の質の向上と、支援者のキャリアパスについて。教育学修士としての深い知見から解説します。
2025-26
12/6 (土)
10:00-11:30

難病と働く最前線

春名 由一郎
春名 由一郎 氏
前・JEED 副統括研究員
国立吉備高原職業リハビリテーションセンター
厚生労働省の研究会に見る最新論点と、実務における具体的対応。難病のある人の雇用管理や定着支援のポイントを探ります。
2025-26
12/20 (土)
10:00-11:30

キャリアコンサルティングと職業リハビリテーションの接点

下村 英雄
下村 英雄 氏
労働政策研究・研修機構 主任研究員
日本キャリア教育学会 元会長
社会正義のキャリア支援研究会顧問としての視点から、キャリアコンサルタントが見た職業リハビリテーションの可能性を提示します。
2025-26
1/10 (土)
10:00-11:30

誰のための支援か?

朝日 雅也
朝日 雅也 氏
埼玉県立大学 名誉教授
特定非営利活動法人 日本障害者協議会 理事
就労選択支援事業と雇用・福祉連携のこれから。制度の狭間に落ちない、本人中心の支援のあり方を問い直します。
2025-26
1/24 (土)
10:00-11:30

第四の発達障害「境界知能」

梅永 雄二
梅永 雄二 氏
早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授
教育心理学・発達臨床学
一見見えにくい困難さを抱える人々への就労支援の最前線。教育現場と就労現場の接続についても考察します。
2025-26
2/7 (土)
10:00-11:30

対話が育むキャリア教育

菊池 一文
菊池 一文 氏
弘前大学教職大学院 教授
学校教育・特別支援教育
特別支援学校や高校通級におけるキャリア教育の実践と課題。若者の自立を支える「対話」の重要性に迫ります。
2025-26
2/21 (土)
10:00-11:30

障害者雇用のいまを読む

眞保 智子
眞保 智子 氏
法政大学 現代福祉学部 教授
社会福祉学・ソーシャルワーク
制度改革と就労支援の今日的課題を、政策・制度の視点から読み解きます。福祉と雇用の連携における新たな論点とは。
2025-26
3/7 (土)
10:00-11:30

職業リハビリテーションと作業療法

野崎 智仁
野崎 智仁 氏
国際医療福祉大学 准教授
作業療法士
社会参加を支える専門性と実践について。医学的リハビリテーションと職業リハビリテーションの架け橋としての役割。

開催概要・お申し込み

Date & Time
2025年11月 ~ 2026年3月
全9回 / 土曜日 10:00-11:30 ※終了時間は前後します
Method
オンライン開催
※参加情報は開催1週間前にメールにてご案内
Fee
参加費無料
お申し込みの注意点
  • 締切は各回前日までとなります。
  • 連絡が届かない場合は前日までにご報告ください。
  • 当日の対応はできかねますのでご了承ください。
参加申し込みフォーム

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さらに専門的に学びたい方へ

当協会では、就労支援の基礎から実践までを体系的に学べる「松為雇用支援塾」も開催しています。 より深く学びたい方は、こちらもあわせてご検討ください。

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