開催日程
2025年12月6日(土)10:00〜11:20
テーマ
難病と働く最前線 — 厚生労働省の研究会にみる最新論点と実務
講義概要
「難病を抱えながら働く」というテーマは、医療や福祉の課題にとどまらず、今や雇用政策の最重要トピックの一つになっています。
近年、厚生労働省の研究会でも、難病患者の就労支援をめぐる新たな論点が次々に議論され、現場の実務に大きな影響を与えています。
本講座では、長年にわたり難病と就労の問題に取り組んできた 春名由一郎 氏が登壇。
研究会の最新動向をふまえ、難病患者が直面する就労上の課題、企業や支援者に求められる実務的な対応、そして制度の今後の展望を多角的に解説します。
・難病と働くことをめぐる政策の最新トピック
・現場で直面する支援の課題と実践的アプローチ
・医療・福祉・雇用の連携から見えてくる新しい可能性
支援者・研究者・企業担当者に加え、難病の当事者やご家族にとっても、働くことをめぐるリアルな課題を理解し、解決のヒントを得られる機会となるでしょう。
「難病と働く」をめぐる最新の知見と実践を、共に学び、次の一歩につなげませんか。
講師紹介

Next Beingラボ 創設者/Founder
前 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター 副統括研究員東京大学医学部保健学科卒業。東京大学大学院医学系研究科修了。博士(保健学)。
1994 年から 2025 年まで、障害者職業総合センターにて研究員・副統括研究員として研究と講義・講演等に従事するとともに、厚生科学審議会難病対策委員会専門委員も長年務める。保健学および国際生活機能分類( ICF )を基盤に、難病を含む障害のある方々の就労支援・治療 と仕事の両立支援、地域の就労支援人材の育成、欧米を中心とした障害者雇用政策の国際比較研究など、医療・福祉と「働く」をつなぎ、現場と政策をまたぐ実践的な研究に取り組んできた。
2025 年に退職後、シンギュラリティ後を見据え、すべての人の可能性を広げる社会づくりに取り組むNext Beingラボを創設。
聞き手、司会紹介
松爲 信雄 氏
東京通信大学・神奈川県立保健福祉大学名誉教授。一般社団法人職業リハビリテーション協会代表理事・松為雇用支援塾主宰。
大澤 淳一 氏
社会福祉士。株式ダブルコーポレーション TRYFULL事業責任者。一般社団法人職業リハビリテーション協会理事。